ウルトラドメイン

ウルトラドメインでSSLが「申請中」のまま!原因と解決方法は?

こんにちは、コピーライターの西沢夕佳です。

サイト運営や集客に役立つ情報(SEO・コピーライティングなど)を記事にしています。

また、ウルトラドメインのサーバーで良かったこと、困ったときの対処法も備忘録としてまとめています。言葉に興味がある方&ウルトラドメインユーザーは、ぜひブックマークを!

さて、今回はSSL問題。ウルトラドメインでSSL申請をしたものの「申請中」のまま1週間近く経ってしまった…なんて経験はありませんか?そんな場合の原因と解決策をご紹介します。

SSL申請が通らないときの原因と、その解決方法

SSL申請に失敗する主な理由を3つ、経験からまとめてみました。その1~その3まで、以下の内容を見ながら検証してみてください。

原因その1:ネームサーバーが間違っている

ドメインのネームサーバー設定、合っていますか?

ネームサーバー設定が適切でない状態で申請を出しても、ドメイン自体の名前解決が上手くいっていない状態だとSSL申請が通りません。

これは、特に他社からドメインを移管してきた場合や、会社単位でウルトラドメインを使用している場合に自前のネームサーバーを使用した際などに起こりがちな問題みたいです。
(日本語おかしかったらすみません…あくまで専門外なもので…)

ウルトラドメインではどうやら、SSL申請の成功・失敗に関する通知は特に行っていないみたいです。申請がうまくいかない場合も、基本的には黄色の「申請中」ボタンが出続ける…ということですね。

以下の方法でDNSの設定を検証・変更してみてください。

適切なネームサーバーはどこで確認できる?

ドメインに設定すべきネームサーバーは、管理画面から確認できます。ドメインを設定しているIPサーバーの管理画面を開いてください。「管理画面トップ」に出てくる表の、下の方に載ってますね。

ウルトラドメインの管理画面|サーバー管理トップ

ネームサーバーの変更方法は?

方法が2つあります。簡単な方から紹介しますね。

■方法その1:サーバー管理画面の「DNS 再設定」を押下する

ドメインを任意のサーバーに設定していれば、管理画面上に表示されるはずですね。対象ドメインの右のほうにある「再設定」というボタンを押下してみてください。

ウルトラドメインの管理画面|サーバー管理画面

これは、自動的にドメインのネームサーバーを適切なものに変更してくれるボタンです。以前はなかったんですが、2021年の1~2月ごろから現れましたね。

例によって、このボタンの正体についてサポートの人に聞いてみました。
(どうでもいいよって方は読み飛ばしてね)

ざっくり言うと、2020年12月中頃にウルトラドメインでは、一部サーバーにSSLに関する問題が発生したみたいです。その際にドメインのネームサーバーを再設定すれば解決する場合が多かった、と。

そこで、ユーザーがいちいちサポート部署を頼らなくてもいいようにってことで、このボタンを設置したみたいです。へ~なるほどね…。ウルトラドメイン、行動が早いじゃないの(誰目線?)

■方法その2:ドメイン管理画面から設定を変える

今度はサーバー管理画面ではなく、ドメイン管理画面へ。左メニューの「管理ドメイン一覧」から対象ドメインの「NS」を選択してください。

ウルトラドメインの管理画面|管理ドメイン一覧

ここから、適切なネームサーバー名を入れるってことですね。ネームサーバーの確認方法は、さっき書いた通りです。サーバーの管理画面から正しいネームサーバーを確認できますね。

ちなみに、自前のネームサーバーを使用する場合などはこちらの方が良いですね。自由に入力できるので。他社のネームサーバーを利用する場合なども、ここに入力すればOKです。

原因その2:認証局から承認されていない

「原因その1」に付随する内容でもあります。たとえばネームサーバーを変更したはいいけど、そこから申請までがあまりに早すぎた…みたいな場合です。
(上手く説明できていない気がして恐縮です…)

ウルトラドメインは無料SSLの『Let’s Encrypt』を使用しています。認証の流れとしては、「システム側にネームサーバーの変更が確認される」→「変更先のサーバーとの疎通が確認される」→「SSL証明書を発行する」という感じです。

海外サーバーということもあって、ここにラグが生じたりタイミングが合わない場合なんかがあるみたいですね。

解決方法としては…「少し待つ」しかないです。確実なのは、いちど「申請中」となったボタンを再度選択のうえ、申請を取り下げること。それから、1日ほど時間を置いてまた同じように申請してみましょう。

原因その3:システム内で何らかのエラーが生じている

システム内、というのは「ユーザー」「ウルトラドメイン」どちらか、ということです。サーバー上のファイルに不備があるのかもしれないし、レジストラ側のSSLシステムに何か問題が生じているのかもしれません。

そして、その判断はできません。そうなれば、考えられる原因をまずは自分のシステム内で当たってみるのが良いと思います。

たとえば、まずは.htaccessファイルあたりから確認してみると良いかもしれませんね。

自分のシステムにエラーがなかったらどうする?

原因がどうも見当たらない…となったら、もうサポートに連絡してみるのが早いです。ウルトラドメイン公式ページの「お問合せ」から連絡してみましょう。

大体、2~3営業日以内には返事が来ます。

ちなみに、サポートヘビーユーザーの私(絶対嫌われてるしあだ名もついてる)からは、詳しい状況を先に説明することをおすすめします。でないと、無駄なメールを何通も往復することになるからです。

  • どのサーバーの、どのドメインで問題が生じているのか?
  • 最初にSSL申請をかけたのはいつか?
  • 自分では何を試してみたのか?

など

Tips:赤い「申請停止」のボタンは何なの?

これまでは黄色の「申請中」のままだった時の話でした。赤い「申請停止」のボタンって、見たことありますか?

これは、どうやら「規定の申請回数を超えた場合」に表示される状態みたいです。意味も「(この間の)申請(は)停止(したよ)」という意味みたいですね。赤いボタンはちょっとビビるぜ…。もう一生、申請できねえかと思ったよ…。

ちなみに、条件はよくわからないです。「そんなに何度も申請してないんですケドー!?」という人も、たまにそういう風にカウントされちゃうことがあるみたいですね。

とりあえず赤い「申請停止」のボタンが出てきても、心配いらないってことです。いちど、申請を解除してみましょう。それから2~3日ほど待ってから再度申請してみたら、うまくいくかもしれません。

もちろん、その前に「原因その1~その3」を洗い出してみてくださいね。でないとまた、赤いボタンが出てきてちょっとビクッとさせられてしまうかもしれませんからね。

まとめ

ウルトラドメインでSSL申請が通らないときの対処法。それは…

  • ネームサーバーを正しく設定しよう。
  • いちど申請を解除してから、再度申請してみよう。
  • ダメなときは現状を丁寧に書いたうえでサポートに連絡しよう。

以上の3本です。

SSL設定といえば、やっぱり「サイト運営の最初の一歩」ですよね。ここで躓きたくないものです。

この手の「なんかわからんけどうまくいかない!?」が、ウルトラドメインはどうしても起きがちです。どうしても現時点(2021年6月)でのUIは初心者向けじゃないですからね。

でも、やっぱりIP分散サーバーやら中古ドメインはすごく魅力的なんですよ。だから使いこなしたいですよね(私もそれがスタート地点でした)。

そんな方のための情報を、今後もたくさん載せていきます。初心者ながらの図々しさで各所に質問しまくって、それをコピーライターならではの「わかりやすく伝える技術」で伝えていきます。

気になる方はブックマーク! 週2~3更新を目指しているので、ぜひ今後もご覧くださいね。